ジャズライブの話し

まち寺ジャズライブのお話し〈安永寺*狭山市〉|読むジャズライブ

埼玉県狭山市にある「光のお堂」でジャズライブを開催しました。

人々が集う「東屋」のような素朴なお寺をイメージして建てられたという安永寺。「光のお堂」という呼び名は、建築技術の工夫により本堂の屋根が光っているように見えるためだといいます。

お寺の天井は、昼間は太陽のひかり、夜は美しい照明で、屋根のみが浮いて見えるようでした。

この素敵なお堂でジャズライブ!SNSを通じて素晴らしいライブだった!「ありがたく感じました、笑」という声も届いていました♡

安永寺のジャズライブ体験

開催日時と出演者

日にち:2023年1月22日(日)
時間 :17時開演
出演 :Punch!
    岡淳(おかまこと):サックス&篠笛
    江藤良人(えとうよしひと):ドラムス
場所 :安永寺(埼玉県狭山市)

楽器のセッティングは超高速

安永寺さんでの初めてのジャズライブは、高揚感あふれるお客さまの笑顔に囲まれて無事に終演しました。

ミュージシャンが到着してから開場時間までは、約30分。短いです。しかし心配無用。ドラムス、テナーサックスとその周辺機器(エフェクターやマイクなど)は、みるみるうちに手慣れたお二人の手によって組み立てられていきました。

到着から音がだせるようになるまで、ほんの15分ほど。

この日、サウンドチェックが始まったのは、16時10分。16時入りだったので、10分しかたっていないのかと逡巡しましたが、少し早めに到着されていたことを思い出しました。

それにしても速いです。美しい超高速セッティング。

楽器のセッティングに夢中の子どもたち

楽器をセッティングしていく時間は、ミュージシャン同志の近況シェア、コミュニケーションの時間にもなっていました。

ジャズミュージシャンは日々さまざまな音楽家と演奏をかさねていくため、今回のお二人も数か月ぶりの再会なんですね。

楽しく和やかな雰囲気で準備をしていると、住職のお嬢さまたちが興味津々の趣きでそろそろと近づいてきてくれました。

「きてきて~」と近くに招いて、セッティングの様子を間近で見学。直立不動で動かなくなったり。違う角度から眺めたり。

バスドラムの辺りに座り込んで「なにをしているのか」真剣なまなざしで見つめたりもしています。

あの時の二人のお顔!写真を撮りたいなあと思ったものの(子どもたちの)集中がとぎれないようにそーっと眺めさせてもらいました。笑

お寺で聴くジャズ

予測のつかないお客さま

安永寺のお客さまもとてもカラフルです。

お寺でジャズライブは、どんな方が来てくださるのか全く読めないのが、また楽しいところかもしれません。

扉があくのを待つように早めにいらして「どうしても聞きたかったので(遠いけど)来ました」という方。「娘のいる狭山市で演奏があると聞いて娘を誘ったんです」と、お孫さんともどもいらしてくれた方。音楽を勉強しているお子さんたちと連れ立って来てくださったお母さま。そして、ミュージシャンや住職のお友だちも!

遠くても、ここで聴いてみたいと足を運んでくれるライブハウスには一人でお見えになる方も、お寺にはご家族を誘って来てくれる

毎年、水上のキャンプ場にアコースティックライブを聴きに行っているというご家族は、「子どもたちも音楽が大好き。近所でこんな素敵なライブが聴けるなんて」とお顔を輝かせて話してくださいました。

お寺で聴くジャズライブ。
お客さま像もとても面白いと感じます。

すこーんと寝落ちした子どもたち

この日、演奏がはじまって間もなく、小さな姉妹がすこーーーんと寝落ちしました。

開始直前まではしゃいでいたのに、本当にあっという間に。

終演後、ご両親とお話ししたところによると「こんなに “すこん” と寝ることがないのでびっくり」と驚き顔です。

これこそ生演奏のパワーなのかもしれません。

夢中で聴きたくなる気持ちももちろんある。ところが全身に浴びるあの心地よい振動。あの波動をあびるとふわ~っと眠くなってしまう。いい演奏であればあるほど心地よいのは、体内の繊細な波動と合うからなのでしょうか。

そして、眠くなったら床にごろん。これもお寺のいいところかもしれません。笑

ひざ枕で気持ち良さそうにすやすや眠り、一曲ほどで目覚めてくれたその後は、元気に「パンチパーマちりちり」を合唱してくれました+.(‘v`)+

そして、終演後

終演後、楽しい雰囲気になったお客さまたちが、住職や住職夫人、お客さまたちと和気あいあいお話しする時間を持つことが出来ました。

「この時間があってよかった」

住職夫妻もそう言ってくれた時間は、とてもいい雰囲気。共通の知り合いを見つけたり、ライブ談義をくりひろげたり。

住職も住職夫人も「ほんとうに感動しました!!」と言ってくださり、国道16号沿いで音量は心配しなくてよかったものの「むしろ扉をあけはなして “こんないい音楽をやってるよ!” と外に伝えたくなったよね」と口々に話してくださいました。

※まち寺さんに投稿したライブレポートはコチラ「安永寺のまち寺ジャズライブのお話し」へ



お寺でジャズライブ、日本全国あちこち行ってみたい!

thank ÿ٥ϋ(*Ü*)♡

ABOUT ME
atsuko
イベント・ジャズコンサートの企画コーディネーター。ソニー(株)退社後、2015 年秋に独立。ジャズコンサートとリスナーとの新しい出会い方を提案する「小さなコミュニティに "一流" のジャズを届ける企画」に奔走中。活動テーマは『今日が大切な日になるように』