ジャズライブに行く

2024.4.7.sun 岡淳 tenor sax & 江藤良人 drums ~ Punch! ジャズライブ(東京 池上 本妙院)

tempule at ikegami, Honmyo-in

お寺でジャズライブ!

池上にある本妙院さんで4回目のジャズライブを開催します。

演奏のステージはお寺の本堂。ミュージシャンのお二人は、お釈迦さまもバンドメンバーになったような立ち位置で演奏されます。

岡淳さんと江藤良人さんの卓越した演奏技巧を至近距離で体感し、いい音をたっぷり浴びて、笑ったり、感動したり、素敵な没頭時間をすごしてください!

お一人さまも、小さなお子さまと一緒の方も大歓迎です!

開催概要

◆出演:Punch!
岡淳(おかまこと):サックス、フルート、篠笛
江藤良人(えとうよしひと):ドラムス

◆日にち:2024年4月7日(日)
◆時間 :15:00~16:30(開場:14:30)
◆場所 :本妙院
◆住所 :東京都大田区池上1-33-5
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◆鑑賞料:予約 3,500円
     当日 4,000円
     高校生 2,000円
     中学生以下 500円
     小さなお子さまの膝上鑑賞無料

◆予約方法
🥀こちらのフォームからご予約できます!
 https://forms.gle/hGX1iBJ2nA3C8oxn6
 ※一両日中に折り返しメールでご連絡いたします。

ライブ告知フライヤー

ジャズライブの告知をタイムリーに受取りたい方は、ご相談ください。
メールまたは封書にてお送りします。

本妙院はどんなお寺?

本妙院さんでの、キカクガーデンプロジェクト初演は、6年前の2018年お正月。今回は約5年ぶり4回目のジャズライブとなります。

ご住職の早水さんは、ご自身でもスパイスのきいたスリランカ料理のイベントなども開催されていて、また、先日わたしは池上にお稽古場をもつ劇団「半畳の宇宙」さんの一人芝居をここ本妙院さんで観劇しました。感激でした:)

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演奏の機会がつくれなかった5年の間も、本妙院さんのお庭にはふらりと訪れていました。

一歩足をふみいれるたび、すーっと心が沈静化するような心地よさ。

夏にひんやりと心地よい森の空気にふれるような、そんな感覚を覚える静謐なお庭。

お寺が心地いいのは、ご住職とご家族がつねに訪れる私たちのことを思い整えてくださっているからなのですよね。

ライブ当日、あの立派な門をくぐり、本妙院さんの “凛とした静謐な空気” を皆さんにも体感していただけたら嬉しいです。

Punch! のライブはどんなライブ?

瞬時にくりだされる演奏アイデアとその技術。何年も何年も毎日のように演奏を重ねてきたミュージシャンの驚きの技量。

聴く人の意識をどこかに連れていってしまう力量。たっぷり驚いて、たっぷり大笑いして、たっぷり楽しんでいってほしいと思います!

さて、Punch!のお二人のライブは、どんなライブなのでしょう。

演奏曲は、ジャズの名曲もあれば、ビックバンドの名曲もある。但し、すべての曲がパンチのお二人にしか演奏できないユニークさで彩られていたり、ひたすら美しい世界が広がったり。

さらに、岡淳さんが江藤良人さんと一緒に演奏しよう!と5分で作曲したという二人の代表曲の曲名は『パンチパーマちりちり』です。

もう…ちょっと想像がつかないですよね。
そうなんです。言葉で説明するのがほんとうにむずかしい。

ジャズミュージシャンは、ほぼみなさん毎日違うメンバー(くみあわせ)で演奏するので、お二人が Punch! としてそろって演奏するのも年にほんの数回。

そんななか、お二人のつきあいはもう20年になるそうで、岡さんはよく「メンバーチェンジを一度もしなかった」と冗談交じりに仰いますが、演奏される楽曲を聴くかぎり、メンバーチェンジは難しい(二人にしか演奏できない)に違いないと一人納得しています。

お二人の演奏を聴いた方の感想などを綴った文章があるので、次の章にリンクしておきますね。ぜひご参考までにご覧ください:)

Punch! 演奏を聴いたみなさんの声

2023年に聴いてくださったみなさんの声の欠片ものせています。

ミュージシャンプロフィール

出演:サックス奏者 岡淳さん(MAKOTO OKA)

写真の背景は岡淳さんの一大プロジェクト「音楽水車」の制作現場

新潟県の「大地の芸術祭」にも音楽水車から発展した「農具ミュージック」を展示中。大地とともに奏でる音楽をつくる岡さんは「僕にとってはこれもジャズ」と仰っているのを小耳にはさみ、あああわかります!と嬉しい気持ちになりました。

下記にリンクするインタビュー記事もぜひ読んでみてほしいです!

11歳からフルートを習い、16歳からテナーサックスを独学。一橋大学在学中よりジャズシーンにデビュー。1990年に米国ボストンのバークリー音楽大学より奨学金を得て渡米。同学にて2年間学んだ後、ニューヨークにうつり2年間の武者修行。1994年帰国。

酒井俊、綾戸智恵など様々なバンドやセッションで演奏。akiko、orange pekoe、平井堅、八代亜紀等のレコーディングに参加。

現在、サキソフォビア、江藤良人とのユニット “punch!” 、奥平慎吾The New Forceのメンバーとして演奏する他、女優 室井滋の “しげちゃん一座” にも参加。

自身のレーベル「MOCK HILL RECORDS」から多彩なアーティストの作品をリリースする一方、2013年に「音楽水車プロジェクト」を立ち上げ〈音楽を奏でる水車〉の制作にも取り組んでいる。2022年新潟県越後妻有の「大地の芸術祭」にも音楽水車から生まれた農具ミュージックを出展している。

出演:ドラマー江藤良人さん(YOSHIHITO ETO)

江藤良人さんがドラムをはじめたのは「家の米蔵」。

子どものころから「ドラマーになるものだと思っていた」というロック少年。そのハマり度合いは凄まじかったに違いないと想像するのは、ロックもジャズも(おそらくクラシックも)レコードを起点とした音楽の知識が(ミュージシャン仲間にも驚かれるほど)半端ないこと。

下記にリンクするインタビュー記事にその空恐ろしさも覗けるのでぜひ読んでみてください!

1973年生まれ、三重県鈴鹿市出身。
10歳からドラムを始める。1996年からプロ活動を開始しほどなくモントルー・ジャズ・フェスティバルに出演。

日野皓正(tp)、大野雄二(p)、山下洋輔(p)、石橋凌(vocal)、佐藤竹善(vocal)、Barry Harris(p)、Lee Konitz(a.sax)、Eddie Gomez(bass)らと共演をかさねる。

近年はソロライブ活動にも力を入れており、全国各地で一人で聴かせるドラムパフォーマンスを展開中。ひとつのステージを作品としてまとめあげる舞台構成や演出の才能にも要注目。

現在、”the EROS”(後藤浩二p, 加藤雅史b)、”punch!” (岡淳t.sax)、”江藤良人トリオ”(片倉真由子piano, 粟谷巧bass)”富樫春生pトリオ”(纐纈雅代sax)、”Play Rock!!”(鬼怒無月g, 佐藤研二b)など、ジャンルレスともいえる多彩なグループ、セッションで活動中。

2023年3月 江藤良人ピアノトリオの初アルバムをリリース。念願だったレコードも制作し、CDとともに販売中。タイトルは『Everything I Love』。

インタビュー記事ご紹介

ジャズミュージシャンであるお二人の深い深い面白さがよくわかる素晴らしい記事をご紹介します。ぜひご覧になってください。

岡淳さんインタビュー記事

水車でJAZZを奏でる不思議
バラバラだったことが50代で一つになった
https://medical.jiji.com/topics/854

江藤良人さんインタビュー記事

【西山瞳の鋼鉄のジャズ女】第63回 
ドラマー江藤良人に訊く!
コージー・パウエルとの秘話、ロック小僧がジャズドラマーになるまでhttps://mikiki.tokyo.jp/articles/-/33950


多忙なお二人のユニットゆえ、Punch!のライブはそう多くありませんが、ぜひ一度足を運んでみてほしいです。

お一人さまも、小さなお子さまづれも大歓迎です。
ご予約お待ちしております!

See you there.+:。゚☆

ABOUT ME
atsuko
イベント・ジャズコンサートの企画コーディネーター。ソニー(株)退社後、2015 年秋に独立。ジャズコンサートとリスナーとの新しい出会い方を提案する「小さなコミュニティに "一流" のジャズを届ける企画」に奔走中。活動テーマは『今日が大切な日になるように』