ジャズライブ開催(5.20昼)~おたり自然学校のキャンプ場(長野県小谷村)
大自然の森。〈隠れ家キャンプ場で楽しむジャズライブ〉を開催することになりました。場所は、長野県小谷村の〈石坂森林探検村キャンプ場〉です。
北アルプス山麓の大自然をそのまま生かした山の奥深い〈秘境〉にありながら、とても温かい雰囲気のあるキャンプ場です。
子どもの頃に作った〈秘密基地〉に来たような。憧れの隠れ家をもったような。着いた瞬間からすーっとそんな気分に浸れてしまうとても居心地のいい環境です。
隠れ家キャンプ場で楽しむジャズライブ
土曜日のお昼に開催するのは〈小谷村を訪れる旅行者みなさん〉と〈小谷村在住のみなさん〉に楽しんでいただくためのジャズライブ。
夜には、〈石坂森林探検村キャンプ場〉宿泊者限定企画のジャズライブもありますので、焚火を囲みながらジャズライブを楽しみたい方は、こちらのブログをご覧ください。
ジャズライブ開催概要〈お昼〉
【日時】
5月20日(土) 13:00~14:00
【出演】
Punch!
岡淳(おかまこと):サックス、フルート、篠笛
江藤良人(えとうよしひと):ドラムス
【場所】
石坂森林探検村キャンプ場
住所:長野県北安曇郡小谷村中小谷丙8457
【参加費】
・5,000円
高校生以下 500円
※未就学児無料
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・小谷村住民価格:
ソロ予約 3,000円
ペア予約 5,000円
高校生以下 500円
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【予約】
メールアドレス:info[at]kikakugarden.com
- ① [at] を @ におきかえてお送りください
- ➁ お名前、人数、小谷村在住の方はその旨をお知らせください
- ➂ 返信にて料金のお振込み先をお知らせいたします
【補足】
・雨天でも開催可能(東屋で行います)
・荒天の場合は予約時にいただく連絡先に開催可否をお知らせします
【問い合わせ】
メールアドレス:info[at]kikakugarden.com
※[at] を @ におきかえてお送りください
心が楽しく弾みだす「わくわくする音楽」時間
今回出演していただくのは、サックス奏者 岡淳(おかまこと)さんとドラマー江藤良人(えとうよしひと)さんのユニット〈Punch!〉です。
ちょっと昭和の香りもするユニット名。ジャズってユーモアのかたまり!と思っているわたしは、まさにユーモアまるだしのお二人が大好きです。
愉快な音楽家〈 punch!〉
ジャズミュージシャンは日々ちがう顔合わせで演奏をしているんですね。
そのため全国各地で活躍中のお二人は、忙しさの合間にたまーに集結。解散することなく存続しつづけてもう結成20年くらいになるそうです。
ある日、お二人が出会ったのは〈orange pekoe〉さんの活動に参加していたころだと伺って、驚いて、家に帰って持っていたアルバム〈極楽鳥 〜Bird of Paradise〜〉を見てみたら、確かに参加ミュージシャンにお二人の名前がありました。
アルバム〈極楽鳥〉の発売年は〈2003年5月〉。活動はその前からだとは思いますが、なんとぴったり20年前になるようです。
パンチの代表曲は『パンチパーマちりちり』
焚火を囲みながら楽しむジャズライブ。
星空も降り注いでくれるかもしれない美しい夜。
そんなジャズライブはしっとり系じゃないの?!
そう思われてしまうかなと告白するべきか迷いながら書いていますが、しっとりした有名曲ももちろんあります♡
でもでも、パンチの醍醐味は「音楽はここまで自由になれるのか!」という驚きにあるような気もしていて、
「これは・・・凄腕ミュージシャンしか演奏できない曲だ」と思わせてくれる、素晴らしく愉快なおどろきのある楽曲の数々。そしてその代表曲が『パンチパーマちりちり』なのです。
子どももはしゃぐ『ぱんちぱーま』
パンチパーマちりちりは、岡淳さんも参加する俳優 室井滋さんのユニット〈しげちゃん一座〉の絵本ライブなどでも好んで演奏されているそうで、いつだったか室井滋さんのラジオでも流れていました。
この楽曲は、あんなに真似できない演奏なのに、子どもたちはすぐに覚えてしまうところがまた面白い。
パンチのお二人が、東北の幼稚園をライブ行脚した際には、終演後から子どもたちが「ぱんちぱーまぱんちぱーまぱんちぱーま」と歌い続ける現象が起きたといいます。
私も先日のお寺ライブ終演後、子どもたちがミュージシャンに向きあって「バイバイ」のかわりに「ぱんちぱーま!」と歌い残して帰っていったシーンを目撃しました。
大人も子どもも楽しめる音楽ってこういうことかもしれないなあ、なんて考えさせられている今日この頃です。
音楽家プロフィール
サックス奏者 岡淳さん MAKOTO OKA
11歳からフルートを習い、16歳からテナーサックスを独学。一橋大学在学中よりジャズシーンにデビュー。1990年に米国ボストンのバークリー音楽大学より奨学金を得て渡米。同学にて2年間学んだ後、ニューヨークにうつり2年間の武者修行。1994年帰国。
酒井俊、綾戸智恵など様々なバンドやセッションで演奏。akiko、orange pekoe、平井堅、八代亜紀等のレコーディングに参加。
現在、サキソフォビア、江藤良人とのユニット “punch!” 、奥平慎吾The New Forceのメンバーとして演奏する他、女優 室井滋の “しげちゃん一座” にも参加。
自身のレーベル「MOCK HILL RECORDS」から多彩なアーティストの作品をリリースする一方、2013年に「音楽水車プロジェクト」を立ち上げ〈音楽を奏でる水車〉の制作にも取り組んでいる。2022年新潟県越後妻有の「大地の芸術祭」にも音楽水車から生まれた農具ミュージックを出展している。
ドラマー江藤良人さん YOSHIHITO ETO
1973年生まれ、三重県鈴鹿市出身。
10歳からドラムを始める。1996年からプロ活動を開始しほどなくモントルー・ジャズ・フェスティバルに出演。
日野皓正(tp)、大野雄二(p)、山下洋輔(p)、石橋凌(vocal)、佐藤竹善(vocal)、Barry Harris(p)、Lee Konitz(a.sax)、Eddie Gomez(bass)らと共演をかさねる。
近年はソロライブ活動にも力を入れており、全国各地で一人で聴かせるドラムパフォーマンスを展開中。ひとつのステージを作品としてまとめあげる舞台構成や演出の才能にも要注目。
現在、”the EROS”(後藤浩二p, 加藤雅史b)、”punch!” (岡淳t.sax)、”江藤良人トリオ”(片倉真由子piano, 粟谷巧bass)”富樫春生pトリオ”(纐纈雅代sax)、”Play Rock!!”(鬼怒無月g, 佐藤研二b)など、ジャンルレスともいえる多彩なグループ、セッションで活動中。
2023年1月 江藤良人ピアノトリオの初アルバムをリリース。念願だったレコードも制作し、CDとともに販売中。タイトルは『Everything I Love』(ラルゴ音楽企画)。
ミュージシャンのことがよくわかるインタビュー記事
お二人のことがよくわかる面白い記事があったのでご紹介します。
岡淳さんのことがよくわかるインタビュー記事
水車でJAZZを奏でる不思議
バラバラだったことが50代で一つになった
https://medical.jiji.com/topics/854
江藤良人さんがわかるインタビュー記事
【西山瞳の鋼鉄のジャズ女】第63回
ドラマー江藤良人に訊く!
コージー・パウエルとの秘話、ロック小僧がジャズドラマーになるまでhttps://mikiki.tokyo.jp/articles/-/33950
焚火を囲みながら、わくわくする上質な時間を楽しみにいらしてください。