一問一答～ジャズミュージシャンへの質問編

今回はジャズ企画コーディネータの私atsukoから、
ジャズミュージシャンについて分かる範囲でお答えします。

ミュージシャンにしか答えられない質問については、
別の日のアドベントカレンダーで公開予定。
そちらもどうぞお楽しみに♡

＝答え＝
音の鳴るもの全てが楽器になりますよ！
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＝小話し＝
楽器だけが楽器じゃないのが面白いところ。

ピアノ、ドラムス、ベース、サックス、トランペット、ギターといった、よく知る楽器の他、いわゆる楽器ではないものも楽器になってしまうんです。

「”ここも” いい音するでしょう？」
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ジャズミュージシャンから、そんな声も聞こえてきそう。ドラマー江藤良人さんの愛用ドラムスは、パーツだと思っていたトコロも含め”隅々まで”楽器になり、おまけに「カウベル」や「タンバリン」など叩けるものは何でもくわわる。音のバリエーションの多彩さには驚きがとまりません。

ピアニストも、鍵盤をまたいでピアノの弦を奏でたり。
ベーシストも、ぽんぽこタヌキさながらにウッドベースのお腹をぽんぽこ叩く。ジャズライブでは、音を生みだす様々なシーンが見られます。

＝答え＝
記憶している楽曲数は “無限” に近い印象です！
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＝小話＝
何曲くらい頭に入っているんですか？と不思議に思って聞いたことがありますが、「数えたことないなあ～」と。途方もない数になるだろうと言うことでした。

楽譜はある。一応ある。
でもそこに音符はない。
そこに音符はないんです…！！
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ほぼ白紙（にみえる）のあの譜面。ジャズの楽譜の役割りは、楽曲のまわし方、使うコード、イメージなどをシェアするためにあるようです。メロディは、頭に入っている前提だということになりますね。。

＝答え＝
暮らしのすべてが練習です！
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＝小話＝
いえ、これはミュージシャンによって違うのでしょう。ただ私が出会ってきたミュージシャンの皆さんは、いわゆるプライベートタイムがあるのかどうかも怪しいですね。いい演奏をするために生きている。そんな風に見えています。
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楽器の練習はもちろんのこと、新譜を聴く、古い音源を聴く、自分の演奏も聴きなおす、譜面の予習、そして、感性を研ぎ澄ます。

挙げればきりがないくらいの没頭ぶりです( Ü )

＝答え＝
客席でのすごし方は、自由でいいと思います。
いびきなどで周りに轟音をふりまかない限り。笑
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＝小話＝
とはいえ、夢中になって聴いてくれているほうが、そりゃ嬉しいにちがいありません。演奏はいつでも全力ですからお客さまの反応はやはり気になる。
企画している私でさえ、大いに気になり、ハラハラしたりしますので。笑

うとうとと眠くなる。そのことこそが喜びだ。もしそうであるならば、それはそれ。ぜひ堂々と「うとうと時間」を楽しんでいただきたいと思います。

＝答え＝
無邪気な人がおおいイメージです😊
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＝小話＝
ゴージャスな演奏。心を鷲づかみにする演奏。
そんな演奏を聴かせてくださる方ほど、演奏後のアフターアワーズも無邪気な印象がありますね。

気取ったり、殻を破れないうちは、本音でぶつかる演奏は生まれにくいということでしょうか。それとも、全身全霊の演奏をする人には、ヨケイな憑き物がないのかも。

私にとってのムジャキスト代表でもある、ジャズピアニストの大野雄二さんは、ステージから客席に戻ってくるそのお口で「どうだ。まいったか！」と鼻をひくひくさせながら、仰ることもありました。笑